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与野中央宮田塾

個別指導について

当塾の個別指導とは


■個別指導について

 近年、個別指導やグループ指導が人気を博しており、当塾もまた、新たに全面的に個別指導を行う方針へと変更いたしました。 ただし、これは、一般的に言われている個別指導とは全く異なるシステムです。
 個別指導は何故人気があるのでしょうか。それはまず、大教室で行う講義に対する不信感、そして、生徒一人ひとりに対して 親身に指導してくれることが求められているからでしょう。確かに、多くの生徒を集めて一度に講義を行うのでは、 当然すべての生徒に目が行き届きません。実は、適正な授業を行うために、教師の側は、教室全体の生徒のうち、 優秀な3割の生徒に標準を合わせて授業を行うのが一般的です。恐らく、このやり方がすでに広く知られるものとなってしまい、 そのために不信感が生じているのであろうと考えられます。しかし、ここには無理からぬ事情もあります。 塾の実績を上げるのに、この3割という数字は経験的に最も妥当な数字であるし、そうしない限り、可能な限り多くの生徒を 優秀な学校に合格させることが困難になってしまうからです。残る7割の生徒にとっては、確かに辛辣な扱いだと 思われてしまう部分もありますが、クラスを変更するなどの手段はあるのだし、向上心のある生徒であれば、 その教室でかえってやる気を起こすことだってあり得るでしょう。
 とはいえ、やはりこの方法が改善を求められているのは確かです。では、個別指導が本当にその突破口になる のでしょうか。確かに、講師との距離は格段に近づくのであり、不当に扱われる生徒を減少させることに大きく貢献している ことは間違いのないことです。しかしそれでも、当塾はこのシステムにも問題があると考えます。
 それまで大教室で一括して講義を行っていたのを、個別指導に切り替えるとすれば、何が起こるかを考えてみてください。 例えば生徒20人を一度に教えていたところを、生徒2人につき1人の講師が個別に指導する、ということになれば、 講師をさらに9人追加しなければならない計算になります。塾講師というものは、そんなに多く存在するはずもありません。 それではどうやって講師を増やすのかと言えば、現役の大学生をアルバイトとして雇う方法によってです。これも、必ずしも 批判すべきものではありません。現役の大学生は、最新の受験をじかに経験してきた存在だからです。しかし、教え方のほうは どうなのでしょうか。生徒を指導する経験についてはどうなのでしょうか。やはりこれは、一般の塾講師に比べてはるかに劣るのは 当然のことです。さらに付け加えておくならば、個別指導のアルバイトの選定基準は、家庭教師の選定基準よりも低く設定されている のが普通です。家庭教師というものは、やはり責任が重いために、学力に相当自信のある人間でなければ、あるいは教えることが好きな 人間でなければ、なかなか務まらないものです。これらの事情もまた、多くのご家庭ですでに懸案されていることのようです。 実際、塾生の父兄の方々からこういう実態を聞かされることが多いのです。当塾はもともとこういう、 他塾において思うように実力が向上しないために入塾するケースが少なからずあります。 これは、当塾がそういう生徒さんのためにも尽力することを標榜しているためでもあります。
 それでは、当塾の個別指導とは?


■当塾の個別指導とは

 伝統ある個人塾ならばどこも、世の中が全体的に個別指導へと移行していくことを、複雑な心境で見守っているはずです。 個人塾というのは、そもそも個別指導というものの本来の持ち味を生かすことのできる場所でした。その意味では 大教室での講義が敬遠され、個別指導の人気があがるのは、うれしいことに違いありません。しかし一方で、 個別指導があたかも量産されるような、なにやら事務的な処理のような仕事の一部になってしまうことを、 やはり悲しまずにはおれません。個人塾が生徒一人ひとりに対して個別に対応していくのは当たり前のことです。 それに、教師が一人である以上、生徒一人ひとりの情報の一切は、当然一人の教師のみによって把握されているわけです。 いくら個別指導とはいえ、科目ごとに先生が違う場合には、どうしても教師の間で責任転嫁が生じてしまう場合があるでしょう。

 それから、大教室での講義が敬遠されるのは結構であるとしても、講義そのものが敬遠されてもよいものでしょうか。 個別指導の塾は、当然講義そのものを行いません。果たして本当にそれでよいのでしょうか。
 個別指導の指導要領のままに、ひたすら問題を解くという方法を続けて、果たしてどれだけ実力は伸びるでしょうか。 確かにある程度伸びるのは事実ですが、そもそもこれは、本当の意味で実力を「伸ばす」役割を果たしてはいません。 理由は簡単です。本当の実力は、未知の問題を自力で解くことです。だから、ただ問題を解くだけでは、既知の問題を解ける ようになるだけにすぎないのです。つまり、応用力が養われないのです。では、応用力はいかにして身につくのか。 それは、基礎をしっかり理解することです。基礎を理解するのは、生易しいことではありません。しかし基礎さえ理解してしまえば、 ひらすら問題を解く労力をかけるよりもはるかに早く、そして確実に、実力は上がるのです。 だからこそ、講義はやはり不可欠なものであると当塾は考えます。

 以上より、当塾の個別指導の特徴を要約すれば、次のようになります。

個人塾特有の、一人の生徒の学力を一人の講師が把握した上で行う指導。

たとえ一人の生徒に対してでも、黒板を使った普通の講義を取り入れた指導。



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